【ニュース・アメリカ】2006年~2015年に米国大学院博士課程を修了後、2017年時点で米国内で就労していた元留学生の86%は科学工学分野での職業に従事

 

米国科学財団(NSF)傘下の 米国科学工学統計センター(NCSES)は、2006年~2015年に米国大学院博士課程を修了した留学生で、卒業後も就職のために米国に滞在し、2017年時点で雇用されていた者の86%は、科学工学分野の職業に就いていたことを明らかにした。

 
また、それ以外に、7%は医療従事者など科学工学関連の職業に就いていた。さらに、全体の66%は、博士号を取得した分野と同じ分野での職業に就いていたが、この割合は科学工学専攻分野によって大幅に異なる。例えば、数学・コンピュータ科学分野で博士号を取得した者の86%は、2017年に専攻分野と同じ分野で科学・工学関連職に就いているのに対し、社会科学専攻者では63%、生物・農業・環境・生命・衛生科学専攻者では61%、工学専攻者では60%、物理科学専攻者では51%であった。

 
なお、データ詳細は、こちら から閲覧可能。

 
10月12日


NCSES: Most Foreign-Born S&E Doctorate Recipients Who Stay in the United States after Graduation Work in S&E Occupations


地域 北米
アメリカ
大学・研究機関の基本的役割 研究
人材育成 学生の就職