【ニュース・アメリカ】1,785校以上の米国大学、2022年秋学期入学希望者の出願の際にACT/SAT スコア提出を任意化

 
非営利機関の米国公正公開試験センター(FairTest)は、2022年秋学期大学入学を目指す学生の出願要件において ACT や SAT などの大学進学適性試験のスコア提出を任意とする米国大学は、学士号を付与する大学全体の76%超に相当する1,785校以上に上るとの調査結果を発表した。

 
この割合は、過去最高となる。同センターエグゼクティブディレクターのボブ・シェーファー氏は、ACT/SAT スコア提出を任意とした大学では全般的に出願者数が多く、学力レベルの高い学生が出願する傾向があり、出願者の多様性も拡大していることがスコア提出任意化につながっているとし、試験スコア抜きで出願者を評価することが学士課程入学者選考における新たな標準になるとコメントしている。

 
また、全米大学の半数以上が、2023年秋学期入学希望者の出願においてもACT/SAT スコア提出を任意とすることを既に表明している。

 
なお、2022年秋学期入学希望者の出願の際にACT/SAT スコア提出を任意とする大学のリストは、こちら から閲覧可能。

 
10月05日


The National Center for Fair & Open Testing: Record 1,785+ Schools Are Test-Optional For Fall 2022


地域 北米
アメリカ
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