【ニュース・アメリカ】高等教育関連団体8組織、米国大学に在籍する留学生数をパンデミック前のレベルに戻すために高等教育コミュニティとの協力を連邦政府に要請

 
米国教育審議会(ACE)は11月15日、米国コミュニティカレッジ協会米国州立大学協会などを含む高等教育関連団体7組織と共に声明を発表し、米国大学に在籍する留学生数を新型コロナウイルス感染症パンデミック前のレベルに戻すために、高等教育コミュニティと協力するよう連邦政府に強く要請した。

 
この日、国際教育研究所(IIE) が「2021年秋学期学生在籍スナップショット」調査結果を発表したが、米国大学860校に在籍する留学生総数は、2019-20学年度から留学生総数が15%減少した2020-21学年度と比較して僅か4%増にとどまったことが明らかにされている。ACE を含む高等教育関連団体は、自国でのコロナワクチン接種率が非常に低い国から来る留学生に柔軟に対応するよう政府に要請し、その結果、ワクチン接種率10%未満の国から来る学生・研究者らは、入国後60日以内にワクチン接種を完了させる意思を表明することにより入国を許可するという措置が発表されている。

 
なお、ACE など8組織が発表した声明は、こちら から閲覧可能。

 
11月15日


American Council on Education: Higher Education Organizations Call for Federal Support of International Students


地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
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