米国・オーストラリア両政府は11月18日、量子科学技術の発展における協力と機会・利益の共有を目的として、「量子科学技術協力に関する米豪共同声明」を発表した。米国側は、大統領科学顧問兼大統領府科学技術政策局(OSTP)長官のエリック・ランダー氏が、オーストラリア側は産業・科学・エネルギー・資源省 科学技術担当大臣のメリッサ・プライス氏が、それぞれ本共同声明に署名している。同共同声明は、米国とオーストラリアが量子に関する知識・スキルを共有する能力を強化するものとなる。
ランダー長官は、量子技術の健全な国際市場開発及び同分野での人材育成における米豪協力が確認されたことを称賛し、量子情報科学分野を共同で開拓することにより、発見を促進するとともにコンピューティング・検知・ネットワーキングにおける革新的アプローチが可能になるとコメントしている。一方、プライス大臣は、量子技術は米国とオーストラリアに素晴らしい機会を提供するとし、本共同声明は、科学技術分野における両国間の強力な戦略的パートナーシップを基盤とするものと発言した。
なお、本共同声明は、こちら から閲覧可能。
11月18日
The White House: The United States and Australia Partner to Build Quantum Future
地域 | アジア・オセアニア、北米 |
国 | オーストラリア、アメリカ |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
行政機関、組織の運営 | 政策・経営・行動計画・評価 |
大学・研究機関の基本的役割 | 研究 |