米国芸術科学アカデミー（American Academy of Arts and Sciences）は2018年4月18日、新たに選出された2018年のフェロー176人と国際名誉会員36人の合計212人を発表した。
 
2018年フェローに選出されたのは、25のカテゴリーに分類され、125組織に関連する研究者・リーダー・アーティスト・イノベーターなどで、俳優のトム・ハンクス氏（Tom Hanks）、ロッキード・マーティン社（Lockheed Martin）最高経営責任者のカーラ・ヘイデン氏（Carla D. Hayden）、第44代米国大統領のバラク・オバマ氏（Barack H. Obama）、米航空宇宙局（National Aeronautics and Space Administration：NASA）気候学者のクレア・パーキンソン氏（Claire L. Parkinson）などが含まれる。
 
一方、国際名誉会員は20カ国から選出され、日本人では、九州大学考古学教授の宮本和夫氏と、一橋大学名誉教授でケンブリッジ大学（University of Cambridge）客員教授の斎藤修氏の2人が選ばれた。
 
なお、2018年フェロー及び国際名誉会員リストは、「American Academy of Arts & Sciences」で閲覧可能。
 

2018年4月18日
 
American Academy of Arts and Sciences：One New Honor for 212 Exceptional Individuals: American Academy of Arts and Sciences Elects New Members