【ニュース・アメリカ】米国科学財団(NSF)、助成受給研究の結果に対する一般アクセス拡大計画を発表

米国科学財団(National Science Foundation:NSF)は2015年3月18日、NSFからの助成受給研究の結果に関し、一般へのアクセス拡大計画「今日のデータ、明日の発見(Today’s Data, Tomorrow’s Discoveries)」(URL1)を発表し、一般アクセス拡大への継続的コミットメントの姿勢を明らかにした。これによると、NSFから助成を受けた研究に関し、ピアレビューを経て学術誌に掲載された論文や、審査のある会議の議事録や記録に掲載された論文を、発表後1年以内に一般アクセス準拠リポジトリに保存し、ダウンロード、閲覧、及び分析が可能な状態とすることが義務付けられることになる。これは、大統領府科学技術政策局(White House Office of Science and Technology Policy)が昨年、科学助成機関に対して、連邦助成受給研究の結果に対するアクセス拡大のための計画を作成するよう指示したことを受けての措置として考案されたものである。

URL1: http://www.nsf.gov/news/special_reports/public_access/
URL2: http://www.nsf.gov/news/news_summ.jsp?cntn_id=134478&WT.mc_id=USNSF_51&WT.mc_ev=click

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究