【ニュース・アメリカ】米国教育統計センター、2007-08学年度大学卒業者の卒業から10年後の雇用・教育経験状況を追跡

 
教育省 米国教育統計センターは1月13日、報告書「学士号取得とその後 ~2007-08学年度大学卒業者の2018年の雇用・教育経験状況」を発表した。

 
本報告書は、財政的健全性、学資ローン利用・返済、上級学位取得に向けた進学、職歴、年収、雇用の特徴、教職などに重点を置いた結果をまとめて
いる。

 
主な結果は以下の通り。

  • 2008年に学士号を取得した者の86%が10年後に退職年金口座を保有し、63%は住宅を所有。その一方で、14%は住宅ローン・家賃、
    請求書、医療ケアなどといった基本的ニーズの支払いが困難。
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  • 2018年の学資ローン返済平均額は、学士号取得者全体では月額約449ドル。公立大学卒業者に限定すると393ドル、非営利私立大学卒業者
    では469ドル、営利大学卒業者は485ドル。
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  • 2018年時点で、2007-08学年度大学卒業者の43%が別の学位・修了証を取得。
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  • 2007-08学年度大学卒業者で2018年被雇用者のうち、男性の91%と女性の81%がフルタイム雇用。
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  • 年収は専攻分野によって異なり、工学分野では平均約9万3,000ドルであるのに対し、ビジネス支援・事務分野では4万6,000ドル。
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  • 2007-08学年度大学卒業者の13%が小・中・高等学校教員経験者。

なお、本報告書は、こちら からダウンロード可能。

 
1月21日


Higher Education Today: Outcomes for 2008 Bachelor’s Degree Recipients 10 years After Graduation


地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 学生の就職