【ニュース・アメリカ】民間セクタ、「がんムーンショット」イニシアティブの下で、がん検診改善に向けた具体的行動を呼びかけ

 

バイデン大統領が「がんムーンショット」イニシアティブに再度注力することを発表し、今後25年間でがんによる死亡率を最低50%縮小するという目標を提示したことを受けて、大統領府では、新たに編成されたがん閣僚が円卓会議シリーズ「がんムーンショットコミュニティ会話」を開催するなどして、同イニシアティブの優先事項の振興及び情報提供に努めている。

 
この一環として、患者・介護者コミュニティ、財団、非営利機関、企業、医療ケア従事者などが参加する会議がホワイトハウスで開催された。本会議では、①がん検診の改善、②予防の強化、③不公平への対応、④患者に対する有効な治療の目標設定、⑤致死率の高い、もしくは希少ながんへのアプローチの開発、⑥患者・生存者・介護者の支援、⑦がんと共存する人々からの学びの向上、という7つの柱を進歩させる手段に関する戦略が話し合われた。

 
特に今回は、がん検診の改善に関しては、①より多くのコミュニティにおけるがん検診の実施、②がん早期発見に向けた連絡・支援の拡大、を実現するために、新たなイニシアティブの立ち上げや資金提供などを含む、民間セクタによる具体的な行動の呼びかけが発表された。

 
5月11日


The White House: FACT SHEET: Private Sector Steps Up on Cancer Moonshot Call to Action on Cancer Screening


地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
社会との交流、産学官連携 産学官連携
研究支援 研究助成・ファンディング