【ニュース・アメリカ】新型コロナ感染症終息後の世界留学市場における占有率、カナダは成長、米国は低下の見込み

 
 国際教育プログラムを提供するナビタス(Navitas)社は、世界63カ国の留学斡旋企業約400社を対象とする調査において、新型コロナ感染症の
世界的大流行終息後は、カナダの留学市場が成長し、米国の市場占有率は低下すると予測
した。

 
 また、オーストラリアの市場占有率はやや低下する一方、英国はやや増加する見込みとしている。全般的には、パンデミック及び留学生・留学斡旋業者
を巡る状況が不透明であることから、留学生総数は250万人から200万人に減少すると予想しており、最悪の場合、留学生市場は約40%縮小し、
留学生総数は約150万人まで落ち込む可能性があるという。その他の主な結果は以下の通り。

  • 本調査に回答した世界の留学斡旋業者の約60%は、留学市場に変化が生じる可能性は高いと確信。可能性の高いシナリオは、米国の市場
    占有率がパンデミック前の44%から37%に減少し、オーストラリアは同18%から17%に減少。
  • 世界の留学生総数が200万人に減少した場合、カナダへの留学生数は5万2,000人減程度となり、米国への留学生数は35万人減となる見込み。
  • パンデミック中に留学先としての関心が高まり、安全性及び留学生を歓迎する印象が向上したのはオーストラリア・ニュージーランド・カナダの3カ国。

 
なお、本報告書は、こちらから閲覧可能。
 
8月12日
 


The PIE News: Canada to expect growth and US to lose market share, agents predict

地域 北米
アメリカ、その他の国・地域
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
統計、データ 統計・データ