【ニュース・アメリカ】新型コロナウイルス・オミクロン変異株による感染拡大に伴い、複数の科学会議が対面式での開催を中止

 
新型コロナウイルス・オミクロン変異株による感染が急速に拡大する中、米国科学振興協会(AAAS)は、2月に対面及びオンラインのハイブリッド様式で開催を予定していた年次総会に関し、ペンシルバニア州フィラデルフィアで実施予定であった対面式プログラムの中止を1月6日に発表した。オンラインプログラムに関しては予定通りに開催される。

 
AAAS の CEO の サディップ・パリク 氏は、AAAS 職員・会員・参加者の健康保護を対面式プログラム中止の理由に挙げ、同会議開催がウイルス拡散の原因となるリスクを考慮したとしている。また、米国気象学会 が、1月後半にテキサス州ヒューストンで開催予定であった年次総会の対面式プログラム中止を発表した他、1月5日~8日にワシントン州シアトルで開催予定であった 合同数学会議(JMM)は、オンラインで4月開催とすることに変更されている。この他、米国天文学会は、1月にユタ州ソルトレイクシティで開催予定であった年次総会の中止を2021年12月に発表済みである。

 
1月6日


Science: Omicron leads to fresh wave of scientific meeting cancellations


地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
その他 その他