教育省（Department of Education）と司法省（Department of Justice）は8日、米国の学校における校風の改善、安全の確保、及び、生徒・学生の成績目標達成への支援を目的とし、学校に配属された警官（school resource officer：SRO）及び大学警察（Campus Police）の適正な利用に関する指標を提示した、ジョン・キング教育長官（John B. King Jr.）と司法超地域警察サービス局（Office of Community Oriented Policing Services：COPS）のロナルド・デービス長官（Ronald L. Davis）からの書簡を、州及び学区宛にそれぞれ送付した。両氏からの書簡では、SROプログラムの重要性を強調し、高等教育機関のリーダーに対して、オバマ大統領の下で2015年に編成された「21世紀の警察タスクフォース（Task Force on 21st Century Policing）」が提示する大学所属警官に関する提案事項の実行にコミットすることを要請している。また同時に、両省庁は、幼稚園から高校3年（K-12）を対象とした、学区・学校・警察との協力に関する説明書「協力・理解・尊重を通した安全且つ学校ベースの警察（Safe, School-based Enforcement through Collaboration, Understanding, and Respect：SECURe）」を発表した。これらの新たなリソースを利用して教育省と法執行機関はSROの利用を検証し、必要に応じてSRO関連の政策更新を行うことになる。

「SECURe」の州・地域政策に関する説明［PDF：134KB］
具体的に地域において実施する際の活動に関する段階を追った説明［PDF：257.7KB］

Department of Education：Obama Administration Releases Resources for Schools, Colleges to Ensure Appropriate Use of School Resource Officers and Campus Police