教育省のベッツィー・デボス長官は9月25日、高需要分野におけるスキルを習得する機会を学生に提供する8州に対し、「コロナウイルス支援・救済・
経済安全保障法」の下で総額約1億2,600万ドルを助成することを発表した。助成を受給する州は、起業精神を高め、事業開発・イノベーションを
促進するために、大学の施設や専門性を活用することになる。
これらの州は、教育省が2020年春に発表した「労働力準備再考」助成コンペを通して選出され、助成を活用して
①短期のキャリア別もしくはセクターに基づく教育・訓練プログラムを通した教育機会の拡大
②中小企業インキュベーターを通した大学持続可能性及び地元企業の支援
を行うことになる。なお、助成を受給する州及びプロジェクト実施組織は以下の通り。
- アラバマ州:州商務省が、短期教育・訓練プログラムを提供する「アラバマ労働力安定化プログラム(AWSP)」を立ち上げ
- アーカンソー州:州労働力サービス局(詳細については発表なし)
- カリフォルニア州:州雇用開発省
- ハワイ州:ハワイ大学が、遠隔教育を通して短期教育・訓練のための遠隔教育を実施
- ミシガン州:州労働・経済機会省労働力開発部門(LEO-WD)が、ミシガン州学習・教育推進プログラム(MiLEAP)を立ち上げ
- ネバダ州:州労働力イノベーション局が、「プロジェクト・サンディ:移行するネバダ州民支援推進プロジェクト(Project SANDI)」を立ち上げ
- ニューヨーク州:州労働省が、短期教育・訓練プログラムを立ち上げ
- バージニア州:ハンプトン大学キャンパスを運営拠点として、バージニア州労働力開発委員会が、州全域の中小企業を対象とした
インキュベーター「バージニア州労働局イノベーション・起業センター(VWIEC)」を立ち上げ
9月25日
Department of Education:
Secretary DeVos Announces Student-Centered Grant Awards to Spur Worker Development, Entrepreneurship, and Economic Growth During Coronavirus Recovery