教育省のベッツィー・デボス長官は8月24日、多様性を増す大学生のニーズに応えるために、高等教育における遠隔教育を管理し教育イノベーションを
促進する最終規則「遠隔学習イノベーション規則」を発表した。
最終規則に含まれる主な内容は以下の通り。
- 座学の時間よりも学習内容の実証を強調。
- 当該講座が高等教育法第4条の下での学資援助対象となるか否かに関する混乱をなくすために、学生・教員間での交流に関する
規則を明記。 - 相当単位時間の判定方法を含む直接評価プログラムの要件の明確化と簡素化。
- 収監中の学生のペルグラント受給資格維持のために、「少年更生施設」の定義を追記。
- 高等教育法第4条で認可された米国外の教育機関に在籍する学生が、プログラムの最高25%を米国内で認可された高等教育機関で
完了することを許可。本条項は、新型コロナウイルス感染症パンデミックのために、一時的に海外プログラムに参加できない学生
にとって特に重要。 - 教育プログラム開発への雇用主による参加を奨励。
- 高等教育法第4条の下での学資援助に関し、定額課金制プログラムを受講する学生にも適用する新システムを立ち上げ。
- 高等教育法第4条プログラムに参加もしくは参加継続を希望する参加資格保有大学の申請に教育省が迅速に対応。
- 時間制プログラムによる革新的学習モデル導入を許可。
なお、本報告書は、こちらからダウンロード可能。
8月24日
U.S. Department of Education:
Secretary DeVos Issues New Distance Learning Regulations to Spur High-Quality Distance and Competency-Based Programs, Better Serve Diverse Population of Higher Education Students