【ニュース・アメリカ】教育省、新たな連邦学資ローンサービスシステムにおける要件を発表

教育省(Department of Education)は2016年10月26日、連邦学資ローンの返済を行う米国人3,000万人以上に対するローン返済管理を支援するために、ローンサービス提供企業に対し、サービスプラットフォームを開発する際に特定の要件充足を義務付けることを明らかにした。新たに設定された要件は、学生に対する保護と基準を強化するという教育省の計画を反映したもので、主要な内容は以下の通り。

  • ローンサービス提供企業に対する監督の改善。
  • 費用効率性と、返済管理及び滞納回避において、ローン利用者に良い結果をもたらすローンサービス提供企業に報酬を与えるようなローン割当手段の向上。
  • ローン、アカウント機能、及び、選択可能なオプションに関し、ローン利用者とのコミュニケーション改善。
  • ローン利用者による混乱を回避するために、教育省が定めた統一手段を適用。
  • ローンサービス提供企業による説明責任を確保するために、連邦学資援助フィードバックシステムと連携された統合苦情手続きを導入。
  • ローンサービス提供企業の業績に関する透明性を高めるために、データを収集して一般に公開。

Department of Education:U.S. Department of Education Announces Requirements for New Federal Loan Servicing System

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
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