【ニュース・アメリカ】教育省、教員養成プログラム改善を支援する新規則案を発表

教育省(Department of Education)は2014年11月25日、教育現場で通用する教員を確実に養成する教員養成プログラムの確立に向けて規則案を発表した。本規則案は、州及びプログラムレベルにおいて、また、全米教員養成認定委員会(National Council for Accreditation of Teacher Education:NCATE)及び全米州教育長協議会(Council of Chief State School Officers:CCSSO)などにより既に進められている改革・イノベーションを基盤としたもので、州に義務付けられている教員養成プログラムに関する報告を、卒業生の教育現場での活躍などといった卒業後の結果に重点を置いたものへと変更し、プログラム実績の評価手段に関しては州で決定するなどといった柔軟性を含む内容となっている。同規則案は、プログラムの透明性を向上し、教員志望者、養成プログラム、校長、学校、及び州との間でのフィードバック・ループを構築するものとなる。なお、規則草案は近日中に連邦官報(Federal Register:FR)に公示される予定で、60日間のパブコメ期間を経た後、2015年半ばに最終規則が発表される。

URL1: http://www.ed.gov/news/press-releases/us-department-education-proposes-plan-strengthen-teacher-preparation

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 教員の養成・確保