教育省(Department of Education)は9月6日、大学への外国からの寄付に関する開示要件に関する指針提示を高等教育コミュニティから繰り返し要請されたことと、大学による報告に関して捜査数件が実施されたことを受け、開示指針草案を連邦官報(Federal Register)に公示した。
高等教育法(Higher Education Act:HEA)は、外国からの寄付もしくは契約金額が25万ドルを上回る場合、教育省への報告を義務付けているものの、報告義務があるのは、1件の寄付・契約が25万ドルを上回る場合か、寄付・契約の総額が25万ドルを上回る場合かなどを始め、不明確な点があることが懸念されていた。
教育省による提案は、9項目に分かれており、寄付の出所や受領条件などに関する情報を大学が提供することになる。なお、教育省は、2019年11月5日まで、本草案に関するパブコメを受け付けている。
教育省が公示した草案は、こちらから閲覧可能。