【ニュース・アメリカ】教育省、公職者ローン返済免除プログラムの一次的延長措置「TEPSLF」の下での返済免除再検討手続きを開始

2018年5月23日、教育省は公職者ローン返済免除(Public Service Loan Forgiveness:PSLF)プログラムの一次的延長措置(Temporary Expanded PSLF:TEPSLF)の下で、ローン返済免除再検討の対象となる連邦学資ローン利用者の手続きを開始した。

 

「TEPSLF」は、2018年度包括歳出法(Consolidated Appropriations Act, 2018)を通して割り当てられた3億5,000万ドルを利用した措置で、ウィリアム・フォード連邦直接ローンプログラム(William D. Ford Federal Direct Loan Program)の下でのローン返済の一部もしくは全額が、PSLFプログラムの返済計画対象とならない利用者が対象であり、基本的には先着順で返済が免除される。

 

「TEPSLF」の下でローン返済免除資格を得るためには、

PSLF返済免除申請書を提出したが、ローン返済の一部もしくは全額がPSLFの対象とならない返済計画の下で行われたために申請が却下されたこと、
所定の雇用主の下で最低10年間フルタイム勤務していること、
所定の雇用主の下でフルタイム勤務しながら、条件を満たす月々の返済を120回行っていること、

が条件となる。

 

Department of Education:U.S. Department of Education Announces Opportunity for Federal Student Loan Borrowers to be Reconsidered for Public Service Loan Forgiveness

地域 北米
アメリカ
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