【ニュース・アメリカ】教育省、ニーズの高い学校に勤務する教員を支援する「ベスト・ジョブ・イン・ザ・ワールド」助成プログラムの詳細を発表

教育省(Department of Education)は2016年2月12日、ニーズの高い学校に勤務する教員の仕事を大幅に改革し、才能ある教員を引き付け、保持することを目的とした「ベスト・ジョブ・イン・ザ・ワールド(Best Job in the World)」助成の詳細を明らかにした。本助成は、各地域で開発された、ニーズの非常に高い学校における教員主導の総合的取組みに対する支援を目的としたもので、コンペを通して最高2億5,000万ドルが州に支給される。また、同助成プログラムは、ニーズの高い学校に勤務し、最も支援を必要とする児童・生徒の成績を大幅に向上させることが、教員にとってキャリアアップに繋がる最高の機会となることも目指している。同助成の主要な用途は以下の通り。

・教員の給与増額を含む、有意義な昇進機会の創出。

・児童・生徒の成績向上に繋がる活動に取り組むことができる柔軟性を教員に提供。

・教育技術へのアクセス向上、カウンセリングの増加、児童・生徒に密接に対応する時間の創出などを通した指導・学習を促進する学校文化を創成することにより、職務条件を大幅に改善。

 

Department of Education:Fact Sheet: Best Job in the World

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 教員の養成・確保