【ニュース・アメリカ】子どもの大学資金のために定期的に定額を貯蓄する親は全体の61%で、平均貯蓄額は1万8,135ドル

 
連邦学資ローンサービスを提供するサリー・メイ社(Sallie Mae)は2018年5月17日、市場調査企業のイプソス社(Ipsos)と共同で作成した年次報告書「米国人による大学資金の貯蓄手段(How America Saves for College)」を発表した。
 
これによると、子どもの大学資金のための貯蓄を計画通りに行うために、定期的に定額を貯蓄する親が全体の61%を占める他、より多くの資金を大学資金に充てるために、全体の30%は裁量支出を抑え、27%では全般的に支出を抑えていることが明らかにされた。
 
また、大学資金のための平均貯蓄額は1万8,135ドルで、過去5年間の報告書の中で最高額となった。一方、具体的な貯蓄手段は、税金面で利点のある「529学費貯蓄計画(529 college savings plan)」の利用者が全体の30%で、親の貯金を利用すると回答した29%を上回り、最も大きな割合を占めた。
 
その他の主な結果は以下の通り。

  • 貯蓄目標額は平均5万5,342ドルで、貯蓄目標額設定者の86%は目標達成に自信があると回答。
  • 親が子どもの大学資金のための貯蓄を開始する時期は、子どもが7歳の時が主流。
  • 大学資金の支払計画を立てている親の平均貯蓄額は2万2,169ドルで、そうでない親の平均額9,208ドルと比較すると2倍以上。

 
なお、本報告書は、「How America Saves for College」(PDF:1.79MB)からダウンロード可能。

 

2018年5月17日
 
Sallie Mae Bank:Saving for College a Priority for Parents and They Are Saving More for It, According to ‘How America Saves for College 2018’
 

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
統計、データ 統計・データ
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