2018年7月31日、大統領府行政管理予算局（Office of Management and Budget：OMB）のミック・マルバニー（Mick Mulvaney）長官と科学技術政策局（Office of Science and Technology Policy：OSTP）大統領補佐官代理のマイケル・クラツシオス（Michael Kratsios）氏は2020年度の政府研究開発（Research and Development：R＆D）予算における優先事項を各関係省庁に通達した。

これによると、R＆D優先領域には、①米国民の安全保障、②人工知能・量子情報科学・戦略コンピューティングにおける米国のリーダーシップ、③接続性・自律性、④製造業、⑤宇宙探査・商業化、⑥エネルギー優位性、⑦医学イノベーション、⑧農業、の8領域を挙げた。

また、R＆Dにおける優先実務に関しては、1）21世紀経済のための人材教育・訓練、2）R＆Dインフラの管理・最新化、3）省庁間調整及び領域横断協力の最大化、4）実験室から市場への技術移行、5）産業・学術界との提携、の5項目を挙げた。

The White House：FY 2020 Administration Research and Development Budget Priorities［PDF：6.75MB］