【ニュース・アメリカ】大統領府、連邦学資ローン利用者の負債管理を支援する行動計画を発表

大統領府は4月28日、連邦学資ローン利用者向けに、柔軟性ある返済オプションの確保、学資ローン管理及び返済の促進・支援のためのロードマップとなる新たな行動計画を発表した。

 

主な内容は以下の通り。

 

•連邦学資ローン利用者に返済オプションを理解させるために大学・企業・非営利団体・州政府などと共同で取組む「学生負債チャレンジ(Student Debt Challenge)」の下で、「収入に応じた返済(Pay As You Earn:PAYE)」をはじめ収入に基づく返済計画の利用登録者数を更に200万人増加。
•連邦学資ローン利用者が、複雑な学資ローン返済オプションの中から最適なプランを選択できるよう支援するため、米国デジタルサービス(U.S. Digital Service)と教育省(Department of Education)の連邦学資援助局(Office of Federal Student Aid)による共同ウェブサイト「StudentLoans.gov/Repay」を立ち上げ。
•学資ローンサービスに対する新たな基準を通して消費者保護を強化。
•学資ローン利用者個人に合わせた情報提供により、返済オプションに関する理解を促進。支払い可能な返済額確認のため、消費者金融保護局(Consumer Financial Protection Bureau:CFPB)が「学資ローン返済プレーブック(Student Loan Payback Playbook)」のプロトタイプを作成。
•特に大学入学前及び卒業時に効果的な学資ローンカウンセリングを確保するため、ウェブサイト「StudentLoans.gov」で利用可能なツールを改善。
•連邦学資ローン利用者の返済状況改善のために、教育省が研究提携プログラム「データによる見識向上(Advancing Insights through Data)」を試験的に導入。
•学資ローン返済履歴が公正に信用報告書に反映されるようにするために、教育省と財務省(Department of the Treasury)が信用報告産業に働きかけ。

 

The White House:FACT SHEET: Taking Action to Help More Americans Manage Student Debt

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
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