【ニュース・アメリカ】大統領府、「スマート市場による再生可能エネルギー・貯蔵拡大サミット」を開催

大統領府は2016年6月16日、スマート電気市場、再生可能エネルギーのグリッドへの統合改善及び、エネルギー貯蔵などといった柔軟性あるリソースの促進のための取組みを主導する規制機関・電気会社・地方自治体・エネルギー開発業者などが一堂に会した「スマート市場による再生可能エネルギー・貯蔵拡大サミット(Summit on Scaling Renewable Energy and Storage with Smart Markets)」を開催した。

 

本サミットでは、再利用可能エネルギーのグリッドへの統合及び貯蔵の促進を目的とした、政府による行政計画や州政府及び民間セクタによる誓約が発表された。

 

主な内容は以下の通り。

 

●大統領府経済諮問委員会(White House Council of Economic Advisers)が、再生エネルギー源のグリッドへの統合に関連する技術的・経済的検討事項及び機会に関する新たな報告書を発表。
●連邦政府が、連邦政府建築物及び米軍基地の回復力を高め、地方コミュニティに対するマイクログリッド資金を提供するプログラムを通して、エネルギー貯蔵・マイクログリッド能力を向上させることを誓約。
●エネルギー省(Department of Energy)が、エネルギーデータへのアクセス及びデータの標準化を促進。
●開発業者及び電力会社16社が、少なくとも8州において、今後5年間での新たな貯蔵調達・開発の標的を発表。
●投資家が、エネルギー貯蔵のために新たに1億3,000万ドルの資金提供を発表。
●電力会社及び開発業者が、スマート温水暖房機、スマートメーター及びデマンド対応プログラムの展開を誓約。

 

The White House:FACT SHEET: Obama Administration Announces Federal and Private Sector Actions on Scaling Renewable Energy and Storage with Smart Markets

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
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