【ニュース・アメリカ】大学生の約25%、新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響を受けて卒業時期や卒業後の計画を変更

 
カプラン社は、高等教育関連情報を提供するインサイド・ハイヤー・エド社及び カレッジプラス社が大学新2~4年生2,000人を対象として2021年8月18日~25日に実施した、キャリア計画に新型コロナウイルス感染症パンデミックが与えた影響に関する調査「キャリア準備と新型コロナウイルス感染症」の結果を発表した。これによると、①26%の学生が卒業時期を変更、②24%の学生が卒業後の計画を変更、③17%の学生が専攻科目を変更、④16%の学生が大学院への進学に関する計画を変更した、という。その他の主な結果は以下の通り。

  • パンデミック中の大学の対応に不満を持ち、他大学に進学すべきであったと回答した学生は8%のみ。一方、61%は、在籍大学のキャリアセンターが、パンデミック中に十分なサービスを学生に提供したと回答。
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  • 46%の学生は、大学によるパンデミック中の学業面における助言が非常に役立ったと回答。
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  • デジタルバッジマイクロクレデンシャルなどといった大学学位の代替資格に関し、在籍大学が提供しているか否かを知らないと回答した学生は全体の64%。また、これらの代替資格取得に非常に関心があると回答した学生は全体の23%で、何らかの関心があると回答した学生は49%。
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  • 回答者の約3分の1は、在籍大学のキャリアサービス関連活動・イベントが対面式で行われていたとすれば、より積極的に参加したと回答。
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  • パンデミック中にオンラインを活用してインターンシップを行った学生は全体の15%。
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  • 大半の学生は、卒業後の就職に不安を表明し、24%は非常に不安と回答。

なお、本調査結果は、こちら に必要事項を記入後、ダウンロード可能。

 
2021年9月21日


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