【ニュース・アメリカ】大学教員の40%、新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で退職を検討

 

 
コースヒーロー社は、2020年秋に実施した大学教員の精神衛生に関する調査結果をまとめた報告書「教員の健康とキャリア」を発表した。

 
これによると、新型コロナウイルス感染症パンデミックは教員にとって慢性的ストレスとなることが懸念されており、回答者の40%以上は、
パンデミックの影響により退職を検討しており、特にキャリア初期の教員に限るとこれは48%に上るという。

 
また、「パンデミックが仕事をより困難にした」という意見に54%が「強く同意」、33%が「同意」すると回答している。

 
主要なストレス源には、以下の4点が挙げられる。
 

  1. オンラインでの指導への適応
  2.  

  3. 学生の感情・精神衛生面でのニーズへの対応
  4.  

  5. 精神的疲労及び仕事関連のストレス・フラストレーションによる燃え尽き症候群
  6.  

  7. 不十分な報酬

 
なお、本調査結果は、こちら から閲覧可能。

 
11月19日


Inside Higher ED: Faculty Pandemic Stress Is Now Chronic


地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 職員の養成・確保