American Council on Education 米国教育審議会は3月4日、調査結果報告書「 大学学長による新型コロナウイルス感染症への対応: 2021年春学期
調査」 を発表した。
本調査は、TIAA 研究所との提携の下で2021年2月前半に実施されたもので、大学学長・総長348人からの回答に基づいて作成された。今回が4回目
となる同調査の結果、学長・総長が最大の懸念事項としたのは「学生の精神衛生」で、「教職員の精神衛生」「大学の長期的財政実行可能性」が
これに続いた。また、回答者の37%は、過去の調査では懸念事項に挙げられていなかった「人種差別問題」を非常に差し迫った問題として挙げている。
その他の主な結果は以下の通り。
- 2021年春学期に提供する講義の様式は、オンラインが大半で一部は対面との回答が最多で全体の57%、一方、対面が大半で一部がオン
ラインと回答した学長・総長は35%。 - パンデミック中も学生のニーズに応えるために工夫を凝らしながらサービス提供を継続し、今後も変更を導入しながらの対応が予想される
主要学生サービスは、学業支援サービス(73%)、履修指導(72%)、学生カウンセリング・精神衛生サービス(71%)。
なお、本報告書は、こちら から閲覧可能。
3月8日
American Council on Education: Mental Health, Enrollment, Finances Lead List of Pressing Concerns for Presidents
地域 | 北米 |
国 | アメリカ |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 教育 |
その他 | その他 |