教育会社のEAB社は2月5日、米国大学入学カウンセリング協会(National Association for College Admission Counseling:NACAC)による学生募集指針「倫理・専門的実務コード(Code of Ethics and Professional Practices)」が提示する規制が緩和された後の学生募集方法に関し、大学150校以上の学生登録責任者を対象に実施した調査の結果を発表した。主な結果は以下の通り。
- 回答者の35%は、所属大学に合格した者の他大学に在籍する学生に対し、編入に伴うインセンティブの提供を検討。
- 全体の11%は、所属大学への出願の有無にかかわらず、他大学在籍学生に対して編入インセンティブを提供する可能性があると回答。
- 全体の23%は、他大学への入学を誓約したものの、まだ登録を済ませていない新入生を対象とした勧誘を検討していると回答。
回答者の31%は、所属大学への入学を誓約した学生による辞退を抑えるために、手付金の増額を検討。また、検討している増額率の中央値は200%。
なお、本調査結果の白書は、こちらからダウンロード可能。
Globe Newswire: Colleges Signal Growing Willingness to Recruit Other Schools’ Students
2月5日