非営利シンクタンクのミルケン・インスティテュートは11月12日、2年に1回作成する州別ランキング「2020年ミルケン・インスティテュート州別
技術科学インデックス」を発表した。これは、雇用の拡大や富の創出に注目して各州の科学技術力を105種類の基準の下で評価したもので、
1位のマサチューセッツ州に続き、2位コロラド州、3位カリフォルニア州、4位メリーランド州、5位ワシントン州、6位ユタ州となった。
主な結果は以下の通り。
- マサチューセッツ州は、2002年以降1位を維持。高レベルの研究開発費拠出、バイオテクノロジーセクターの急成長、コンピュータ・情報
科学専門家の集中、潤沢な資金の高等教育システムなどが高評価の要因。 - 前回ランキングからの上昇が顕著であったのはニュージャージー州(20位→14位)とニューメキシコ州(24位→18位)で、いずれも
6ランク上昇。ニュージャージー州には、米国製薬企業上位20社中13社が所在。一方、ニューメキシコ州は、技術・科学人材とハイテク
産業が集中。
なお、本ランキングは、こちら から閲覧可能。
11月12日
Milken Institute: Massachusetts Is the Best State for Technology and Science, Says Milken Institute
地域 | 北米 |
国 | アメリカ |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 研究 |
統計、データ | 統計・データ |