バイデン次期大統領は1月15日、大統領府科学技術政策局(OSTP)長官にブロード研究所所長のエリック・ランダー氏を推薦し、大統領科学顧問
とするとともに、OSTP 長官職を閣僚レベルに引き上げることを発表した。
OSTP 長官職が閣僚レベルとなるのは初めてで、OSTP 長官職を政権開始後18カ月間空席のままとするなど、科学者による助言を軽視してきたトランプ
政権の方針からは大きく変更されることになる。
この人選に関し、米国科学アカデミー会長のマルシア・マクナット氏は、ランダー氏は多くの科学分野を理解する科学者であり、米国及び世界が複雑
な問題に直面する中で科学に基づく政策を進めることができるような、国際的にも認められた科学者の選出として評価した。
なお、バイデン次期大統領による指名の詳細は、こちら から閲覧可能。
1月15日
The New York Times: Biden to Elevate Science Adviser to His Cabinet
地域 | 北米 |
国 | アメリカ |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
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