トランプ大統領は11月5日、米国科学財団（National Science Foundation：NSF）の政策決定機関である米国科学審議会（National Science Board：NSB）を構成する24人のメンバーのうち、次期6年間の任期を務める7人を指名した。
これら7名は以下の通り。
- ユタ大学（University of Utah）神経生物学・解剖学准教授のモーリーン・コンディク（Maureen Condic）氏
- パデュー大学（Purdue University、インディアナ州）機械工学教授のサレシュ・ガリメラ（Suresh Garimella）氏
- 2017年からオーバーン大学（Auburn University、アラバマ州）学長を務める植物科学者のスティーブン・リース（Steven Leath）氏
- オレゴン大学（University of Oregon）化学教授のジェラルディン・リッチモンド（Geraldine Richmond）氏
- 惑星科学界では著名で商業宇宙活動の支持者でもあるサウスウエスト研究所（Southwest Research Institute：SwRI、テキサス州）のアラン・スターン（Alan Stern）氏
- バイオ企業のセルフィア（Cellphire）社CEOを2013年から務めるスティーブン・ウィラード（Stephen Willard）氏
- 2016年～2018年にNSB議長を務め、マサチューセッツ工科大学（Massachusetts Institute of Technology：MIT）研究担当副学長を2012年から務めるマリア・ズーバー（Maria Zuber）氏
このうち、リッチモンド氏とズーバー氏は、それぞれ委員として2012年12月から6年間の任期を1期間務めており、残りの5人は今回が初の指名となる。
2018年11月6日
American Institute of Physics：Trump Appoints New National Science Board Members
