【ニュース・アメリカ】トランプ大統領、一般教書演説で最先端産業への投資を含むインフラ計画策定の意向を表明

 
トランプ大統領は、2019年2月5日に行った一般教書演説において、5G無線通信や人工知能(AI)などといった次世代技術を含む最先端産業への投資を含むインフラ計画を策定すると発言した。
 
5G無線通信とAIは、いずれも中国との競争が見込まれる重要領域とされている。大統領は、演説の中では多くに言及することはなかったものの、大統領府職員によると、先進技術における米国競争力を強化するために、複数の大統領令を発令する準備を進めており、また、企業に対して5G分野への参入を奨励する手段も検討中であるという。
 
また、大統領府技術政策補佐官のマイケル・クラツィオス(Michael Kratsios)氏は、米国の発明エコシステムが今後も世界中からの羨望の的であり続ける状態を確保することに対し、大統領はコミットメントを表明しているとコメントしている。さらに、大統領の特別補佐官を務めるイバンカ・トランプ(Ivanka Trump)氏は人材開発を特に重視しており、大統領府は米国が将来の産業における絶対的地位を確保することにコミットしているとの声明を2月5日に発表している。
 
2019年2月6日
 
The Wall Street Journal:Trump Preparing Plan to Boost AI, 5G Technology

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 研究
レポート 海外センター