米国大学教授協会(American Association of University Professors:AAUP)は10月11日、統合高等教育データシステム(Integrated Postsecondary Education Data System)の2016年データに基づく報告書「データ・スナップショット ~米国高等教育における非常勤教員~(Data Snapshot: Contingent Faculty in U.S. Higher Ed)」を発表した。
これによると、米国大学教員全体の73%は、テニュア及びテニュアトラック以外の教員であった。また、非常勤教員の割合が最も高いのは2年制大学で、テニュアトラック教員の割合は20%未満であった。さらに、大学院修士課程及び4年制大学では、パートタイム教員が教員全体に占める割合は50%を僅かに下回る一方で、2年制大学では65%以上の教員がパートタイムで、不安定な雇用であることが判明した。
なお、本報告書は以下からダウンロード可能。
Data Snapshot: Contingent Faculty in US Higher Ed(PDF:628.83KB)
2018年10月11日
American Association of University Professors:Data Snapshot: Contingent Faculty in US Higher Ed
【ニュース・アメリカ】テニュア・テニュアトラック以外の大学教員の割合は全体の73%
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