【ニュース・アメリカ】クリントン大統領候補、年収12万5,000ドルまでの家庭の州内居住者公立大学授業料の無料化を提案

民主党からの大統領選出馬を狙うヒラリー・クリントン元国務長官・上院議員(Hillary Clinton)の選挙管理事務局は2016年7月6日、世帯当たりの年収12万5,000ドルまでの家庭の州内居住者公立大学授業料を無料にするとの提案を発表した。これは、同じく民主党から出馬するバーニー・サンダース上院議員(Bernie Sanders、バーモンド州選出)が公約として掲げている公立大学授業料の無料化という立ち位置に近いものである。

 

クリントン候補は、2016年7月25日に開始される民主党全国大会までに党内の統一を図っているが、クリントン候補、サンダース候補共に、高等教育の手の届きやすさの問題は、総選挙において非常に重要という点では合意している。サンダース候補は、クリントン候補の提案に関し、非常に大胆なイニシアティブであると称賛し、党内の統一に向けての大きな一歩であると発言した。

 

クリントン候補の教育提案の下では、連邦政府が授業料助成を州政府に提供し、州政府はマッチングファンドを拠出することになる。

 

The New York Times:Hillary Clinton Embraces Ideas From Bernie Sanders’s College Tuition Plan

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
学生の経済的支援 学費