【ニュース・アメリカ】キャリアビルダー社とEMSI社、経済後退後に学位取得者数が増加・減少した専攻分野に関する調査結果を発表

キャリアビルダー社(CareerBuilder)と傘下企業のエコノミック・モデリング・スペシャリスト・インターナショナル社(Economic Modeling Specialists Intl.:EMSI)は、米国教育統計センター(National Center for Education Statistics)のデータに基づいて作成した「経済後退後に学位取得者が増加した専攻分野と減少した専攻分野に関する調査報告書」を発表した。これによると、2010年~2014年の学位取得者数の上位10位に入る専攻分野のうち、半分以上がSTEM分野であることが明らかにされた。また、学位取得者数の増加率が最大であった専攻分野は科学技術・技術士(technician)の49%増(1,521件増)で、以下、天然資源・保全の45%増(7,792件増)、公園・レクリエーション・レジャー・フィットネス学の44%増(1万8,869件増)、学際的研究の36%増(2万4,540件増)、数学・統計学の35%増(9,384件増)などが続いた。一方、学位取得者数の減少率が最大であった専攻分野は軍事技術・応用科学の30%減(814件減)で、以下、図書館科学の17%減(1,432件減)、教育学の9%減(3万3,301件減)、歴史学の8%減(3,561件減)、建設業の6%減(1,980件減)などが続いた。この他、2010年~2013年には学位取得者数が増加したものの2014年には減少した専攻分野には、個人サービス・料理、司法専門職・法学、外国語・文学・語学などが挙げられており、逆に2010年~2013年の学位取得者数は減少したものの2014年には増加に転じた専攻分野は、医療専門職、看護、ビジネス・経営・マーケティングなどとなっている。

URL1: http://www.careerbuilder.com/share/aboutus/pressreleasesdetail.aspx?sd=9%2f3%2f2015&siteid=cbpr&sc_cmp1=cb_pr912_&id=pr912&ed=12%2f31%2f2015

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
統計、データ 統計・データ