大統領府は2015年8月5日、オバマ大統領が米国科学財団(National Science Foundation:NSF)の最高執行責任者(COO)であるリチャード・バキウス氏(Richard Buckius)をNSF副長官に指名したことを明らかにした。また、エネルギー省科学局(Department of Energy Office of Science)局長には、ハーバード大学(Harvard University、マサチューセッツ州)所属の物理学者チェリー・マレー氏(Cherry Murray)を指名した。NSF副長官に指名されたバキウス氏は、2014年10月からNSFのCOOを務め、同6月からは上級科学顧問も務めている。それ以前には、2006年~2008年にNSF工学局の局長補佐を、また、2004年~2005年にはNSF科学・輸送システム部門の責任者を歴任した他、2008年以降はパデュー大学(Purdue University、インディアナ州)の機械工学教授も務めている。一方、エネルギー省科学局長に指名されたマレー氏は、2009年~2014年にハーバード大学工学・応用科学部(School of Engineering and Applied Sciences)の学部長を務めた他、2004年~2009年にはエネルギー省のローレンス・リバモア国立研究所(Lawrence Livermore National Laboratory、カリフォルニア州)の最高科学長官を務めた経歴を持つ。
【ニュース・アメリカ】オバマ大統領、米国科学財団(NSF)副長官とエネルギー省科学局長を指名
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