エネルギー省(Department of Energy)、保健福祉省(Department of Health and Human Services)、及び、退役軍人省(Department
of Veterans Affairs)は7月28日、新型コロナウイルス感染症「COVID-19」対策を支援するために、衛生関連データ・研究・専門性を調整・共有
するイニシアティブ「COVID-19見識パートナーシップ(COVID-19 Insights Partnership)」の立ち上げを発表した。
本イニシアティブは、保健福祉省と退役軍人省がエネルギー省の高性能コンピューティング及び人工知能リソースを活用して、新型コロナウイルス感染症
関連研究及び衛生データ分析に向けた枠組みを作成するものである。
同イニシアティブの下で実施する研究・分析では、疾病に関する理解を深めることを目的とし、ワクチン・治療法の開発と成果、ウイルス学、その他
新型コロナウイルス感染症を理解する上で重要な科学的課題に重点を置くことになる。
また、保健福祉省と退役軍人省は、研究プロジェクトの進捗状況及び情報を提供する。特に、エネルギー省のオークリッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory)に設置され、新型コロナウイルス感染症研究促進にも利用されている米国最速のスパコン「サミット(Summit)」への期待も高い。
7月28日
Department of Energy: DOE, HHS, VA Announce COVID-19 Insights Partnership