【ニュース・アメリカ】エネルギー省の助成受給研究、ウェブサイト「PAGES」から論文やデータ結果へのアクセス可能に

エネルギー省(Department of Energy)は、同省からの助成受給研究の論文やデータ結果などへのアクセスを向上させる新たな手段として、ウェブベースのポータル・サイト「エネルギーと科学のための一般アクセス・ゲートウェイ(Public Access Gateway for Energy and Science:PAGES)」を立ち上げた。「PAGES」では、当該研究の査読済み論文や科学誌掲載論文などが、発表後12カ月以内に無料で閲覧可能となる。「PAGES」には、同サイトの機能性を実証するために、学術誌掲載が決定した論文や学術記事が掲載されているが、今後、メタデータおよび記事・論文へのリンクが追加される予定で、年間2万~3万件の記事・論文へのアクセスが可能となる予定である。また、2014年10月1日以降に同省の科学局に提出される研究提案書では、当該研究において生成されたデジタル研究データの共有・保存手段を説明したデータ管理計画を含むことが義務付けられることも発表された。なお、エネルギー省内の他の部署においても、データ管理計画提出は1年以内に義務付けられる予定である。

URL1: http://www.energy.gov/articles/us-department-energy-increases-access-results-doe-funded-scientific-research

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究