【ニュース・アメリカ】エネルギー省、3組目のTIRプログラム参加研究機関に対し最高総額200万ドルを助成

2018年5月24日、エネルギー省(Department of Energy)のエネルギー効率・再生可能エネルギー局(Office of Energy Efficiency and Renewable Energy:EERE)は「テクノロジスト・イン・レジデンス(Technologist in Residence:TIR)」プログラムの3組目に対し、最高総額200万ドルを助成することを発表した。

 

本プログラムは、企業とエネルギー省傘下の国立研究所との間での戦略的かつ長期的な関係構築を促進するもので、高インパクトの共同早期研究開発(Research and Development:R&D)に繋げることを狙うものである。米国製造業の競争力増強や、米国経済の成長促進などを目指す同プログラムの下で、研究所所属の技術者は、技術に関する知識を提供し、リソース及び専門性を活用して企業パートナーを支援することになる。

 

TIRパートナーシップ期間は最長2年間であるが、長期的な関係構築につながることが期待されている。対象はエネルギー省傘下の全ての国立研究所で、今回は最高35万ドルの助成が研究所5機関に支給される予定である。参加希望研究機関は、2019年5月20日までに提出された申請が、随時審査されることになる。

 

なお、TIRプログラムの詳細は、以下より閲覧可能。
Department of Energy:Technologist in Residence Program

 

Department of Energy:Energy Department Announces Funding to Foster Lab-Industry Partnerships

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
研究支援 研究助成・ファンディング