【ニュース・アメリカ】エネルギー省、核融合エネルギー施設「NSTX-U」向け機器の開発に2,100万ドルを拠出

 
 エネルギー省(Department of Energy)は8月3日、エネルギー省傘下のプリンストンプラズマ物理学研究所(Princeton Plasma Physics
Laboratory)の核融合エネルギー施設「米国球状トカマク改良実験(National Spherical Tokamak Experiment Upgrade:NSTX-U)」
向けの新たな診断機器開発に対し、5年間で2,100万ドルを助成することを発表
した。

 
 本助成は、主要な物理学的問題の調査、洗練されたコンピュータモデルの検証、核融合エネルギー研究の次段階への誘導のために、NSTX-Uで使用される
多数の科学計器の実装及び運用を支援
するものである。NSTX-Uは、ゼネラル・アトミックス(General Atomics)社のDIII-D米国核融合施設
(National Fusion Facility)と並ぶ、米国の二大核融合エネルギー施設の1つで、現在修理中であるが、2021年後半に運用再開が予定されている。
 
なお、本助成受給者リストは、こちらからダウンロード可能。
 
8月3日
 


Department of Energy:Department of Energy Announces $21 Million for Fusion Energy Instrumentation

地域 北米
アメリカ
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