【ニュース・アメリカ】エネルギー省、有望な商業エネルギー技術の進歩を目的としたプロジェクト64件に総額2,000万ドル超を助成

 
エネルギー省(Department of Energy:DOE)は8月22日、同省技術移転局(Office of Technology Transitions:OTT)の技術商業化基金(Technology Commercialization Fund:TCF)が支援するプロジェクト64件に、総額2,000万ドル超を助成することを明らかにした。

 

これらのプロジェクトは、有望な商業エネルギー技術の進歩を目的としており、エネルギー省傘下の国立研究所が民間企業と提携し、エネルギー技術の市場化に向けた取り組みが行われることになる。また、民間企業に対しては、50%のマッチングファンド提供が義務付けられている。

 

TCFは、有望なエネルギー技術を促進するために「2005年エネルギー政策法(Energy Policy Act of 2005)」の下で立ち上げられた基金で、今回選出されたプロジェクトは、エネルギー省の研究・開発・実証・展開活動に対し、企業によるインパクトを強化するための取り組みを拡大することになる。

 

2018年度のTCF助成公募に対しては、

  1. 民間企業パートナーにとって魅力的な、さらなる技術成熟のための活動を特定するプロジェクトと
  2. 研究機関で開発された技術に関し、商業化促進のために民間企業パートナーと協力する共同開発事業を特定するプロジェクト、

という2つのテーマの下で、100件超の提案書が提出された。

 

なお、採択プロジェクトのリストは以下より閲覧可能。
https://www.energy.gov/technologytransitions/articles/department-energy-announces-technology-commercialization-fund-9

 

2018年8月22日

 

Department of Energy:Department of Energy Announces Technology Commercialization Fund Projects

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