エネルギー省(Department of Energy:DOE)は2014年10月29日、総額230万ドルを拠出して、DOE傘下の国立研究所で開発された革新的なクリーン・エネルギー技術の商業化促進を目的としたパイロットプログラム「ラボ・コア(Lab-Corps)」を立ち上げた。本プログラムは、オバマ大統領が進める「研究室から市場へ(Lab-to-Market)」イニシアティブの一環で行われるもので、米国科学財団(National Science Foundation:NSF)が既に成功を収めている「イノベーション・コア(Innovation Corps:I-Corps)」モデルを基盤としている。同プログラムは、特定の技術を促進するもので、研究所ベースのチームが技術に関するフィードバックを市場から直接受け、ベンチャー企業、業界内のパートナーシップ、ライセンス契約などといったビジネス機会を構築する、国立研究所の研修カリキュラムとなる。なお、同プログラムに参加する研究所として、国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory:NREL)を含む国立研究所6施設が選抜されている。
【ニュース・アメリカ】エネルギー省、国立研究所で開発された革新的クリーン・エネルギー技術の商業化促進を目的としたプログラムを立ち上げ
地域 | 北米 |
国 | アメリカ |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 研究 |
社会との交流、産学官連携 | 産学官連携 |