【ニュース・アメリカ】「COVID-19」感染拡大を受けて、多数の米国大学がキャンパス閉鎖・講座オンライン化などの措置

 
 ハーバード大学(Harvard University、マサチューセッツ州)のローレンス・バカウ(Lawrence Bacow)学長は3月10日、新型コロナウィルス「COVID-19」の感染拡大を受け、3月14日から始まる春休み終了後にキャンパスには戻らず、オンライン学習で残りの学期の講座を完了するよう学生に通達した。

 
 同大学以外にも、全米の多数の大学が、少なくとも4月前半までは、キャンパスでの講座を全てオンライン講座に切り替えることを決定している他、4学期制のカリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California, Los Angeles:UCLA)のように、春学期2週目まではオンライン講座に移行されることが決定済みで、それ以降の春学期もオンラインによる受講を奨励している大学もある。

 
 さらに、全米大学競技協会(National Collegiate Athletic Association:NCAA)は、「マーチ・マッドネス(March Madness)」と呼ばれる全米大学バスケットボール選手権(NCAA championships)の中止を決定している。
 

なお、米国大学の「COVID-19」感染拡大による休校措置に関する詳細は、こちらから閲覧可能。
 


Inside Higher ED: Colleges Ask Students to Leave Campuses

 
3月11日

地域 北米
アメリカ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 教育