【ニュース・アフリカ全般】東アフリカ共同体、高等教育の質について懸念

 
デイスター大学(Daystar University)のマイク・クリア(Mike Kuria)教授は、東アフリカ大学間評議会(Inter-University Council of East Africa:IUCEA)の副事務局長を務めている。東アフリカ大学間評議会とは、東アフリカ共同体(East African Community:EAC)の一部として1980年代に設立された組織であり、域内における高等教育制度と研究の促進を担当している。
 
クリア教授によると、東アフリカ共同体はこれからも高等教育の質の向上を要求していくという。また、東アフリカ大学間評議会としては近年いくつかの大学が閉鎖されたという事実を認識しており、この点に関する各国政府の対応を支持するという。また、クリア教授は、一部の大学で質の低い教育を提供していることが懸念されるために、東アフリカ共同体としては、各国政府の関係機関が一定の規則と基準に従わない大学を閉鎖するのに反対しないと語った。
 
2018年3月13日
 

 

地域 中東・アフリカ
ケニア、その他の国・地域
取組レベル 政府レベルでの取組
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