このほど、清華大学(Tsinghua University)ラテンアメリカセンターがチリの首都サンティアゴに設置された。
紹介によると、同センターはチリの首都、サンティアゴのビジネスセンター街の近代的なビル内にある。センターが清華大学のラテンアメリカにおける連絡と交流の拠点として、清華大学の人材育成という重要な任務を果たし、ラテンアメリカとの学術研究と人文交流を発展させる。また、清華大学の海外拠点の一つとして、清華大学の学生がグローバルに通用する人材になるような育成、グローバルサイエンスの展開、グローバルコーポレーションの形成と名声の向上に貢献する。
清華大学の邱勇学長は、同センターが清華大学とラテンアメリカの研究者や政府官吏そして企業家の間の交流や提携を推進し、中国とラテンアメリカの学生の間での文化交流を促進したり、ラテンアメリカにおける清華大学同窓生のネットワークを強めて同窓生が地方経済の発展に常に貢献するのを促進したりするための重要な役割を果たす、と述べた。
同センターの設立に伴い、関連活動が次々と展開されている。清華大学と国際連合ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC/CEPAL)では、デジタル化転換の経験と挑戦、対応についてのセミナーを実施、チリの関連機構とはチリと中国の生産メカニズムについて対話セミナーを実施した。
2006年来、清華大学はチリと多方面にわたる提携を展開しており、学生交換プロジェクトのほか、中国・中南米管理研究機関を設立し、中国とチリ、又は中南米諸国の教師間の学術交流、関連するテクノロジー提携を強化している。
2018年12月10日
光明教育:清华大学拉美中心揭牌成立【来源:人民网】
【ニュース・中国・チリ】清華大学、ラテンアメリカセンターを設立
地域 | アジア・オセアニア、中南米 |
国 | 中国、その他の国・地域 |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
国際交流 | 国際化 |
レポート | 海外センター |