【ニュース・中国】世界最先端の次世代スパコン「天河」が運用開始

 
国立スーパーコンピューティング長沙センターのメインフレーム・システム・アップグレード・プロジェクトは、湖南省、長沙市、国立岳麓山科学技術城が共同で資金を提供し、湖南大学が建設を担当する。このシステムは、国立国防技術大学の「天河」新世代スーパーコンピュータ技術を採用しており、倍精度浮動小数点のピーク値演算性能は200ペタフロップスに達する。計算能力は国際的にトップレベルで、国内をリードする存在である。

 
10月9日午前、湖南大学において、国家スーパーコンピューティング長沙センターの天河新世代スーパーコンピュータシステム運用開始式典が行われた。湖南省人民政府の陳飛副省長が天河新世代スーパーコンピュータシステムを起動させた。

 
湖南省人民政府の周副書記長が司会を務めた。両院(訳注:中国科学院と中国工程院)院士の宋君強、(中略)、湖南大学の段学長、李副学長、省直轄の関連部署、長沙市と湘江新区の責任者、大学・企業の代表者、計50名以上が式典に出席した。

 
式上、段学長、国立国防技術大学の陳副学長、長沙市の彭副市長、湖南省科学技術局長の李党委員会書記が順番にスピーチした。

 
国立スーパーコンピューティング長沙センターは2014 年に運営を開始して以来、40の分野で累計2,000人を超えるユーザーに16 億コア時間の高性能コンピューティング、ビッグデータおよび人工知能サービスを提供し、国・地方の科学技術イノベーションと地域の経済社会の発展に貢献してきた。特に新型コロナとの闘いにおいては重要な貢献をした。

 
天河新世代スーパーコンピュータの稼働後、国立スーパーコンピューティング長沙センターは、高度コンピューティング・エコシステムの構築、産業発展の促進、デジタル政府・デジタル社会の建設、重要な科学技術イノベーションの支援、高レベル人材の誘引などの面において、さらなる貢献を果たす。

 
2022/10/9


青塔 湖南大学: 国际先进!“天河”新一代超级计算机系统启动运行!


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中国
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