【ニュース・中国】貴州省、地区別・段階的に中国の大学受験「高考」の少数民族加算撤廃へ

 
新華社 3月29日付記事。貴州省はこのほど、中国の大学受験「普通高等学校招生全国統一考試」(以下、「高考」)における加算政策を調整し、
2022年度高考から正式に施行する予定だ。このうち、全国的加算項目については、地区別・段階的に調整を進め、少数民族加算については撤廃する
とともに、地方独自の加算項目のうち、省、市、県レベルの「見義勇為 英雄」等の称号に対する加算も段階的に撤廃に向けた調整が行われる。

 
29日に開かれた貴州省教育改革記者会のブリーフィングで発表された内容によると、省教育庁をはじめとする複数部門が先頃、印刷・配布した
「貴州省『高考』加算改革深化実施弁法」では、今回の高考加算改革において、全国的加算項目および地方独自の加算項目いずれに対しても段階的
に調整を行う旨が示されている。

 
同案によると、貴州省高考の全国的加算項目のうち、功労者遺族、軍役期間に二等功以上、または軍管区レベル以上で栄誉称号を授与された退役軍人および
自営業の退役軍人への加算には変更がないが、帰国華僑、華僑子女、帰国華僑子女、台湾省籍の受験生の加算を10点から5点に減らす。

 
貴州省は高考における少数民族加算政策も段階的に調整する方針だ。同加算項目では加算区域を一類から三類に分け、このうち貴陽市の雲岩区・
南明区・花渓区・烏当区・白雲区・観山湖区、遵義市の紅花崗区・同匯川区、安順市の西秀区を含む一類区域では、2022年から2023年までの間
に高考を受験する少数民族の受験生のうち、少数民族加算項目を申請した受験生が同一県内で3年間、戸籍、学籍および実際に通学した実績を有する
「三統一」原則に適合している場合、5点を加算するものとし、2024年以降は当該項目を撤廃する。

 
貴陽市の清鎮市・修文県・息烽県・開陽県、遵義市の赤水市・播州区・仁懐市・綏陽県・桐梓県・習水県・湄潭県・鳳岡県・余慶県・正安県、
六盤水市の鐘山区・水城区・六枝特区・盤州市、安順市の平壩区・普定県、黔東南州凱里市、黔南州都匀市、黔西南州興義市、貴安新区、畢節市
および銅仁市所轄の非民族自治県を含む二類区域では、「三統一」原則に適合する少数民族の受験生に対し、2022年から2023年までは10点、2024年
から2025年までは5点を加算し、2026年以降は当該項目を撤廃する。

 
黔東南州・黔南州・黔西南州所轄の凱里市・都匀市・興義市を除くその他の県(市)、民族自治県を含む三類区域では、「三統一」原則に適合する
少数民族
受験生に対し、2022年から2023年までは15点、2024年から2025年までは10点、2026年以降は5点を加算する。

 
貴州省の地方独自の加算項目のうち、農村の一人っ子家庭の女子受験生および「二女結紮戸(農村戸籍で、2人続けて女児が生まれた後、パイプカットまたは
卵管結紮をした家庭)」の受験生、並びに、省、市、県級「見義勇為英雄」「見義勇為模範」「見義勇為先進個人」等の称号を有する者またはその子女の
受験生に対する加算を徐々に撤廃
する計画だ。
 
2021/03/29


澎湃新闻: 贵州将逐步分区域调整、取消少数民族高考加分


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中国
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