【ニュース・中国】教育部、2018年国家級教学成果賞の評価審査事業を開始

 
このほど教育部は、『2018年国家級教学成果賞の評価・審査事業に関する通知』を発表した。
 
国家級教学成果賞は、『教学成果奨励条例』に基づいて設立されたもので、特等賞は国務院が承認した教育教学研究と実践分野の最高賞である。評価・審査は4年毎に1回ずつ行われる。
 
『通知』によると、2018年の国家級教学成果賞は各級各種の学校、学術団体やその他の社会組織、教師及びその他個人からの申請を受け付け、基礎教育、職業教育、高等教育の3つの分野にから特等賞2件、一等賞50件、二等賞400件など総計1,356件の賞を付与する。受賞者には証書と褒章が授与される。評価審査は基準と、品質を第一とし、量より質を堅持して行われ、もし該当者がいない場合には受賞者がないことも認められている。特等賞には50万元、一等賞には10万元、二等賞には2万元の賞金も授与される。
 
『通知』では2018年は特に適切な政治方向の堅持のほか人材育成の向上の堅持といった人材育成能力に関する点を強調している。なお、2018年の国家級教学成果賞の評価審査では初めて、香港やマカオからの申請も受け付けるという。
 
2018年2月7日
 
中国教育和科研计算机网:教育部启动2018年国家级教学成果奖评审工作[来源:教育部]
 

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