国立科学研究センター(CNRS)と放射線防護・原子力安全研究所(IRSN)の間で締結された枠組み協定において、互いの利益となるテーマについて
2つの機関の間で共同研究の条件を定義することとしている。
CNRSとIRSNとの枠組み協定の刷新は、「より高い目標を設定するため、研究チームが主導する枠にとらわれない共同研究を推進していく。」
とCNRSの公的パートナー支援部(DAPP)付局長のNathalie Magnillat氏は述べている。
2020年11月に5年の期間で締結された枠組み協定は、長期間のパートナーシップとして新たな段階に突入している。2001年のIRSN創設以来、
IRSNとCNRSの研究者は、マイクロメカニクスや流体力学、化学、放射線生物学、地球科学、原子核物理学からエコロジーまでの幅広い学際領域を扱う
共同研究を実施している。
両機関の共同発表論文の数は多く、その数は増え続けている。今までも様々なかたちで共同研究を試みてきたが、CNRS主導の様々な政策に
おいて、ZATUとの共同研究やNEEDSあるいはEC2COのプログラムへの参加等、IRSNに対し複数の研究機構や団体への参加を促してきた。
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