2020年3月19日、エマニュエル・マクロン大統領と高等教育・研究・イノベーション省のFrédérique Vidal大臣は、パスツール研究所を訪れた際、新型コロナウイルス感染症に関する研究に5000万ユーロの緊急出資をすることを発表した。
また、10年で年間の研究予算を50億ユーロ増やすことも発表された。これによって、公的研究に250億ユーロの予算が出資されることになる。5000万ユーロの緊急資金が、まず新型コロナウイルス感染症に対する国内の公的研究に使われる。
すでに800万ユーロが有望な研究計画に出資されているが、臨床試験やワクチンの研究は、追加の財政支援を受けることが出来るようになる。更に、健康と生命に関わる世界規模の研究機関全体に、少なくとも年間10億ユーロの追加予算が出資される。
用途はインフラ整備、報酬の再評価、研究所の設備、財政的プロジェクトなどである。研究費は全体で年間50億ユーロの追加出資が10年間にわたり行われ、これによりフランス国内の研究に250億ユーロの予算が出資されることになる。
3月23日
MERSI: Un effort de 25 milliards d’euros pour relever les défis de la recherche