【ニュース・フランス】弁護士学校のための国家入学試験の創設

Jean-Jacques Urvoas法務大臣、 Thierry Mandon高等教育・研究担当大臣は弁護士養成地域センター(C.R.F.P.A.)入所のための国家試験改革を発表した。
これまでは、この試験は課題を決定し、自己修正を旨として、各大学によって催されてきたが、試験地によって合格率が13%から57%と大幅な格差が生じている。そこで、フランス全土で、受験者に平等を保証するために、2017年度新学期から試験開催は大学に委ねるものの、つぎの事項を実施することとした。

 

•試験課題と筆記試験採点要項はあらゆる試験会場で同一とし、国家委員会により決定される。この委員会は大学界と弁護士界の同数メンバーで構成される。
•試験実施日を統一する。筆記試験を9月1日、口頭試問を9月2日に開始、結果発表は12月1日とする。
•実施する試験の内容を変更する。

 

この統一試験は一連の弁護士養成における改革の第一歩にしか過ぎない。

 

2016年7月8日

 

Enseignement superieur et Recherche:Création d’un examen national d’entrée aux écoles d’avocats

地域 西欧
フランス
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