2万件以上の申請で、デジタル申請アシスタントが滞りなくスタート。現在試験的な方法から実用への移行中
2020年10月から、ザクセン=アンハルト州、ラインラント=プファルツ州、ベルリン州、ヘッセン州、ノルトライン=ヴェストファーレン州の
就学児童と学生は、新しいデジタル申請アシスタント「連邦奨学金法(BAföG)デジタル」を使って、連邦奨学金法(BAföG)による給付に申請する
ことができる。オンライン申請は、現在ハンブルク州でも可能で、5月にブランデンブルク州、テューリンゲン州、ザールラント州も参加する。
その他の全ての州では、夏までに「BAföGデジタル」が順次導入される。オンライン申請の開始から、それはすでに、22,000名の申請者によって
使われ、現在試験的な過程から実用化に移行している。「BAföGデジタル」はオンラインアクセス法(OZG)の実施の一環として開発された。
16の全ての州は付随する行政協定に署名した。これは、さらなる開発と申請アシスタントの運営が、OZGの景気刺激策からの資金提供により
2023年まで確保されることを意味する。
アンヤ・カリチェック連邦教育研究大臣は次のように説明する。
「BAföGは多くの若い人たちに勉学の機会を与える。このように、BAföGは、特にパンデミックによって引き起こされた昨今の厳しい経済状況下で、
多くの若い人たちのため教育へのアクセスを確実に保証している。それゆえ、私は、「BAföGデジタル」により私たちがこの重要な便益へのアクセス
を一貫してさらに簡単にできることを喜ばしく思う。
試験的な段階は、非常に成功している。ほかの州でも、今後数週間から数か月で、学生たちにその提案を可能にする。デジタル化は、まさに
「BAföGデジタル」のように、学習の新たな機会を広げ、私たちの生活もより簡単にする。
マルクス・リヒター連邦内務省次官兼連邦政府情報技術担当委員は次のように述べる。「行政は人々の毎日の暮らしに順応しなければならず、
他に方法はない。『BAföGデジタル』により、私たちは何千・何百の学生の面倒な紙の手続きを削減できる。私たちは、その正しい道の上におり、
スピードを増し続けている。」
ザクセン=アンハルト州は、他をリードする州として、申請アシスタントの立ち上げに貢献した。科学省のアルミン・ウィリングマン教授は説明する。
「『BAföGデジタル』によって学生の資金調達は、デジタルの未来に到達してきている。私たちが申請プロセスをよりシンプルで透明性のあるもの
にする貢献ができ、喜ばしく思う。
試験段階からの統計データは、どのようにうまくそのアシスタントが受領され、どこで私たちが進歩することを必要としているか、明確に示している。
そのため、すべての州が徐々に繋がれること、私たちが『BAföGデジタル』をさらに開発し続けることは、なにより重要である」
BMBF: „BAföG Digital“ ab Mai in weiteren Ländern verfügbar
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